小松香亜子
・工房コーサス代表
通称 : かーこ(kako)
福島県出身。
・米国宝石学会(GIA)宝石鑑定士
・ジュエリーデザイナー
・メタルスミス(彫金、金工師)
・ストーンリーダー
– ジュエリーデザイナーへ –
1988年に法政大学を卒業しスペインへ渡って以来、香港 フィリピン カタール ドバイ アメリカ ベルギーなど長きに渡る海外生活の中で、多様な文化、その歴史、それを脈々と受け継いでいく人々、そして多様な考え方と触れ合ってきた香亜子。
そんな彼女が生み出すジュエリーは、おおよそ日本では出会えないような創造性、デザイン性にあふた作品ばかりである。
だが初めからアーティストを志していたわけではない。
1995年のある日の出来事が、香亜子をアーティストという人生を歩ませるキッカケとなった。
それが女性画家ヴァレリア・カヴェスタニ(Valeria Cavestany)との出会いである。
ヴァレリアと出会ったのはフィリピンのマニラ。
彼女のアトリエに招かれ中に足を踏み入れた途端、目に飛び込んできたのが床一面に散らばる色とりどりの水彩画。
それまでクリエイティブとは無縁の世界に生きてきた香亜子にとって、その光景はまさにカミナリに打たれたような衝撃。
その瞬間、「何かに没頭できるこんな場所に身を置きたい、アーティストになりたい」という感情が湧きあがった。
その日のうちに自分の部屋のドアに “アトリエ” と書いた看板を設置。
翌日は書店へ行き、アーティストへの道を探るべく陶芸、和紙作り、紙粘土細工、ジュエリー制作など、手あたり次第の本を買って読んだ。
試行錯誤の日々が続いた翌1996年、フィリピン産の南洋真珠をワイヤーで加工したネックレスが友達にほめられた。
「どこで買ったの? 自分で作ったのなら私にも作ってほしい」 と。
香亜子がジュエリーデザイナーというアーティストの道へ進もうと決意した瞬間であった。
ジュエリーを深く探求すべく、宝石学で最も権威があるとされる米国宝石学会(GIA)の門をたたいた。
GIAのカリキュラムの中で様々な石を握りしめていくうちに、香亜子は 石(鉱物)それぞれに固有のエネルギーがあることに気づく。
石から感じ取ったエネルギーがどのようなメッセージを発しているのだろう? という疑問が香亜子の好奇心を駆り立てていくことになる。
1998年、GIAにおいて宝石学修了者(GG) 資格を取得し、本格的なジュエリーデザイナーとしての活動を開始。
・1989年、法政大学卒業後職を求めスペインへ。
・1995年、フィリピンにてペーパーマッシュ(紙粘土)を使ったアクセサリー制作を開始。
・1996年、南洋真珠を使ったネックレスを制作し、ジュエリー作りの道に進もうと決意。
・1998年、米国宝石学会(GIA) において宝石学修了者(GG) 資格を取得。
・1998年、アイルランドのブライアン・クラーク(Brain Clarke)のもとで銀細工を学び、以来現在に至るまで毎年師を訪れ研鑽を重ねる。
・1999年から2001年にかけて、香港でウィリアム・ジェイミソン(William Jamieson)から銀細工/鍛冶を学びその技術を習得。
– ストーンリーディングの世界へ –
ジュエリー制作活動と同時に、石(鉱物)から感じ取ったエネルギーへの探求が始まった。
人間界、動物界、植物界、鉱物界と、地球に存在するあらゆるものにエネルギーが存在するが、とりわけ鉱物においては地球そのもののパワーを持つ。
その神秘的なエネルギーが人間に与えるパワーは無限大だと香亜子は捉えていた。
その石が人間にどのようなパワーを与え、個々の人間がどのような石を必要とするのか、鉱物に関する手あたり次第の書物を読み、文献を調べ上げた。
それを体系化するためにストーンリーディング(石から読み取る)という手法に落とし込み、次第に独自の手法が構築されていった。
そこから25年に渡るストーンリーディング活動のほとんどが海外で行われ、その人が望む幸せの道筋を示してきた。
特筆すべきはその知識力であろう。
長年にわたるストーンリーディング活動と鉱物学の習得の繰り返しが、香亜子を唯一無二ともいえるストーンリーダーの第一人者へと押し上げた。
香亜子に感銘を受けた人たちは、彼女をこう称することがある。
“Stone delivered(石の配達人)”
“She delivers the right stone, to the right person, at the right time”
(彼女は適切な時に、適切な石を、適切な人に届ける)
ストーンリーディングにより見つけ出された石は、あなたのために手作りされたオーダーメイド作品となり、あなたの環境を整え、あなたを守り、あなたを強くし、潜在能力を引き出します。
幸せを求めたいけど何をどうしていいか分からない。
そんな時は、いちど香亜子からストーンリーディングを受けてみるのも面白い。
※ストーンリーダー
「石から読み取る人」というイメージで良いと思います。